今回はいつも通っているスポーツランド岡山ではなく、また別の場所です。
ここは以前の僕のホームグラウンドで、過去に何百回となく通い、練習した場所です。
スポーツランド岡山で、ひとつ不満に思っているのが、「難易度の高いV字溝がない」ってことと、「楽しく腕を磨くに最適な、S字に蛇行したV字溝がない」ということです。
V字溝は、基本的に雨が溝の底を流れることでどんどん深くなっていく地形です。
ですので、過去に走ったポイントでは、こんな感じで難しくなっている処もありました。




この地形のようにオーバーハングがあるようなポイントは、又越していてズレ落ちるともちろんタダではすみませんが、”四駆でのクロカン”という遊びをするうえで、これほど楽しめるポイントもないというのが本当の処でしょう。
ですので、これは僕も含めてなのですが、だいたい、ボディがクシャクシャにしている人の大半は、V字溝でやっちゃってるんですよね(笑)。
ちなみに上の画像は、台風で大きく掘れたポイントを通過しているシーンですが、この時は「自走する」ということにこだわらず、最初から溝にタイヤを落として、”引破(いんぱ)”(牽引で走破させること)で通過するようにしています。
この時はフロントの電動ウインチを2時の方向にアンカーをかけ、ここでもややボディを溝から離すように牽引しつつ、
さらにリアサスのピボットをアンカーにして、横方向にチルホールでテンションをかけて、ボディが溝に接触しないようにしながら、少しずつチルを緩めたり、電動ウインチを巻き上げながら通過させていました。
この時は電動ウインチとチルという2つの牽引道具を使ってますが、アンカーの場所などの条件が整ったら、電動ウインチと滑車2つで同じような効果を発揮させながら引破させることもあります。
つまり、こんな感じにアンカーを取ることで、1つのウインチだけの牽引力でボディをV字溝の側面から浮かせることも理論上は可能なのです。

実際、これをやろうとすると、ワイヤーの長さの問題や、車が前進させることでベクトルの向きがすぐ変わったり、地形の細かい影響を受けたり、車そのものが持つ駆動力や、ステアリングの向きなどにも影響されるので理屈通りにはなかなか上手くいかない場合も多いのですが、
それだからこそ、数多く場数を踏んで経験値を上げておく必要があると思いますね。
特に電動ウインチ装着車は、「トルクアシスト」と呼ばれる、牽引しながらタイヤをエンジンの力で回し、より軽い牽引力で引っ張る技があるのですが、このトルクアシストは下手なことをすると車やウインチやワイヤーを痛めることがあるので、これはまた別の機会に解説したいと思います。
まぁ、こんな感じに「V字溝は自走だけで遊ぶもの」って固定観念は捨てた方がいいでしょう。
その意味もあって、スポーツランド岡山にも、このような優秀なV字溝やレの字溝が欲しい処ですね。
もうひとつ、V字溝の楽しみ方というか、腕の磨き方があるのですが、こちらは自走となります。
こちらは動画のアノテーションで字幕を付けておりますので、そちらを見てください。
ここは以前の僕のホームグラウンドで、過去に何百回となく通い、練習した場所です。
スポーツランド岡山で、ひとつ不満に思っているのが、「難易度の高いV字溝がない」ってことと、「楽しく腕を磨くに最適な、S字に蛇行したV字溝がない」ということです。
V字溝は、基本的に雨が溝の底を流れることでどんどん深くなっていく地形です。
ですので、過去に走ったポイントでは、こんな感じで難しくなっている処もありました。




この地形のようにオーバーハングがあるようなポイントは、又越していてズレ落ちるともちろんタダではすみませんが、”四駆でのクロカン”という遊びをするうえで、これほど楽しめるポイントもないというのが本当の処でしょう。
ですので、これは僕も含めてなのですが、だいたい、ボディがクシャクシャにしている人の大半は、V字溝でやっちゃってるんですよね(笑)。
ちなみに上の画像は、台風で大きく掘れたポイントを通過しているシーンですが、この時は「自走する」ということにこだわらず、最初から溝にタイヤを落として、”引破(いんぱ)”(牽引で走破させること)で通過するようにしています。
この時はフロントの電動ウインチを2時の方向にアンカーをかけ、ここでもややボディを溝から離すように牽引しつつ、
さらにリアサスのピボットをアンカーにして、横方向にチルホールでテンションをかけて、ボディが溝に接触しないようにしながら、少しずつチルを緩めたり、電動ウインチを巻き上げながら通過させていました。
この時は電動ウインチとチルという2つの牽引道具を使ってますが、アンカーの場所などの条件が整ったら、電動ウインチと滑車2つで同じような効果を発揮させながら引破させることもあります。
つまり、こんな感じにアンカーを取ることで、1つのウインチだけの牽引力でボディをV字溝の側面から浮かせることも理論上は可能なのです。

実際、これをやろうとすると、ワイヤーの長さの問題や、車が前進させることでベクトルの向きがすぐ変わったり、地形の細かい影響を受けたり、車そのものが持つ駆動力や、ステアリングの向きなどにも影響されるので理屈通りにはなかなか上手くいかない場合も多いのですが、
それだからこそ、数多く場数を踏んで経験値を上げておく必要があると思いますね。
特に電動ウインチ装着車は、「トルクアシスト」と呼ばれる、牽引しながらタイヤをエンジンの力で回し、より軽い牽引力で引っ張る技があるのですが、このトルクアシストは下手なことをすると車やウインチやワイヤーを痛めることがあるので、これはまた別の機会に解説したいと思います。
まぁ、こんな感じに「V字溝は自走だけで遊ぶもの」って固定観念は捨てた方がいいでしょう。
その意味もあって、スポーツランド岡山にも、このような優秀なV字溝やレの字溝が欲しい処ですね。
もうひとつ、V字溝の楽しみ方というか、腕の磨き方があるのですが、こちらは自走となります。
こちらは動画のアノテーションで字幕を付けておりますので、そちらを見てください。
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