2012年8月10日金曜日

個人的にクロカンで遊ぶ理想形



余談かもしれませんが、タケゾ~さんのJB23Wに乗らせてもらい、コースを軽く一周させてもらったので、そちらもレポートも少々、付け加えさせていただきます。

まず、思ったのが「JB23Wって案外、乗りやすい」ってこと。

理由の1つに、ホイルベースが極めて近いってことがあるんじゃないかと思いました。

PZJ70:2310mm
JB23W:2250mm

なんと違いはわずか60mm(6センチ)

70短と70ミドルの差が300mmあることを思ったら、随分、似てるんですよね。


ジムニーの中でも、個人的にはズバ抜けて扱いやすいと感じました。


ま、一周してて数十回エンストさせましたが(汗)、普段、アクセルをほとんど踏まない運転なんでこんなもんでしょう(笑


足回りのセッティングもコシのあるものだったので、キャンバーは躊躇なく攻めることが出来そうでしたし、コイルの足回りは乗り心地もいいんで、マジでいい感じですねぇ。


もし、ランクルがこの先、乗れなくなったとしたら乗りたくなる機種ですね。



■個人的にクロカンで遊ぶ理想形

とりあえず、うちのPZJ70君。

 クロカンで遊ぶことに関して言うと不満はそれほどないのだが、もしやるとしたらいくつかやってみたいことがある。


まずは、70系特有の重心の高さを何とかすること。

チェロキーやテラノなど、重心の低い車の作りを見た後、自分の車を見ると、なんともスペースに余裕があるというか、重心のことまで考えて設計したようには思えない。


僕は以前から、「コケそうになって走れなくなる地形は多いが、腹がつかえたり脚が動かなくて走れない場所は少ない」と言い続けている。

だから、自分の車のセッティングも70系にしてはキャンバー重視&耐久性重視で考えているので、車高も高くないし、脚の動きも良い部類とは言えないと思う。


ただ、「いくら手を入れてもナナマル系」ってことには変わらないので(汗)、今の仕様のままで可能な限り楽しもうとは思っています。


ここからはお金もかかることだし、もしかすると車が良くなり過ぎて(車が走り過ぎて)、クロカンそのものが面白くなくなる可能性もあることなのだが、自分の理想形を今の70をベースにして実現させるとするならこんな仕様を目指したいというものがあるので、カンタンに書いてみたいと思う。


まずエンジンだが、これは1PZをターボ化。

パワーアップはそこそこで、高速道路の登坂車線を走ってもストレスがない程度パワーが出てくれたらヨイ。

次に、前後サスをハチマルのコイル化。

フロント3リンク、リア5リンクがいい。

(フロント5リンクとかは、個人的には要らない)

サスペンションそのものは初期型の純正+アルファ程度で十分。

リアの燃料タンクの都合でスペースが取れないなどの理由でリアが3リンクしか出来ない、って場合もひとまず問題なし。

(サスストロークに頼った走りはしたくないから)


ただ、ホイルベースは前後に200mmほど長くします。

特にフロントタイヤを前に出し、ホーシングを前に出すことでホーシングとエンジンのオイルパンとの干渉を避け、エンジンマウントを下げ、低重心化を図ります。

ホーシングは80の電動デフロックのものを使う。

ファイナルは4.111でOK。(ファイナルダウンはあえてしない)

理由は、ガラスのフロントデフを少しでもいたわりたいためです。

フロント周りを少しでも軽くするため、ボンネットをFRPに替える。

バッテリーは・・・電動ウインチのことなどもあるのでひとまずフロントに搭載したままでいい。


タイヤは前後とも34インチか、255/85R-16にサイズアップ。

通常はマッテレで、ここ一番はスワンパーに替える。


ローレンジのギア比を3倍以上のものに交換。


ウインチは現在使用している純正の24Vのものをそのまま使用。

ただ、コイル化に合わせ、マウント位置をもう少し手前にします。

ウインチのワイヤーはあえてファイバーにはしない。


ロールバーはとりあえず入れるが、派手な転倒を考慮したものではなく、軽く寄っかかった程度でフロントウインドが割れないようになればOK。

アウターロールケージは不要。

シュノーケルも不要。

幌は現在の純正品からセブンティーントップのように手軽に巻き上げることが出来るものに替える。

テールゲートはガラスを外す以外はひとまず現状のまま。

マフラーは純正のものをなるべくそのまま使用。(ボーボーいわせたくない)


・・・ひとまずこんな感じだろうか。


それでも現在のものより遥かに走破性は高くなるし、キャンバーでの戦闘力は格段に跳ね上がるだろう。

キャンバーでの安定性が高くなるってことは、リカバリーも容易になるってことなので、走りの幅は大幅に広がるだろうと思う。

エンジンはほぼそのままだが、ローレンジのギア比が現在の2.295から3倍以上になったら、恐ろしくゆっくり這うことが出来るクローリングマシーンになる(と僕は思っている)ので、モーグルや難所での操作が遥かに簡単になるだろうし、今の数倍、精密な操作を堪能できそうだなと思う。


JB23Wや先日乗らせてもらったV8のガソリンエンジンで大減速した車でクロカンしてもいいのだが、個人的にはディーゼルをデロデロ粘らせながら、エンジンの粘りと地形とタイヤを相談しながらのクロカンが一番楽しいので、できればディーゼルのままで遊びたいって想いはあります。


ただ、これだけのメニューもするとなるとやはり100万程度は必要となってくると思うので、実際は当分今のままだろう。


ひとまずは、今の仕様で性能を振り絞り、最後の一滴まで振り絞ることに全力を挙げたいですね。



Posted at 2012/05/27 02:47:45 

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