僕の車は、ご覧のようにランクル70系としては動かない足回り。
リーフスプリングは豪州製のオールドマンエミューを適当に差し替えて15年以上使用。
これまで多くの走り込みをしてきたが、まだ一度もメインリーフは折れたことはないのは凄いかも・・・
(同じオールドマンエミューの90ミリのシャックルは先日折れたが)
足回りのセッティングなど、正直どうでもいいタイプなのだが、
ただ、ひとつだけコダワリがある。
それは、「徹底した”縮み側重視”」というポイント。
これは10年ほど前の古い画像だが、フロントのフェンダー内部、タイヤハウスを縦にバッサリと切っているのが分かるだろうか?
これは当時、フロントにもキャンバー戦の安定性のため、30mmのスペーサーを入れて、60mmほどトレッドを広げていたのと、異様に縮むセッティングにしていたのと、ショルダーが張っているジープサービズやSATというトラクションタイヤを履いていたため、タイヤのショルダーがフェンダー内部をバリバリと引っ掻き、、
特に酷く干渉するタイヤハウスの外側を切って、タイヤとの干渉を逃す様にしたからです。
より縮むようにするため、このようにショックの上部を40mmほど持ち上げています。
バンプストッパーもBJ70のものをさらに短くして付けているので、結果的に、前後リーフの70系としてはかなり縮むフロントサスをもつ車になっていると思う。
なぜフロントを縮ませることにこだわるのか?というと、トップの画像を見てもらってもわかると思うのだが、同じ処に乗り上げても、伸びや車高を上げること重視のランクルに比べてボディの傾きが少ない。
重いエンジンを載せているフロント側が縮むということは、実は物凄く走破性(というか安定性)に影響してくる。
もし、ランクルの70系や60系などフロントリーフの車に乗られていて、
「なんで自分は走れない所が多いんだろう?」と思うのでしたら、一度この車に乗ってみてご自身の車と比べてみてください。
2012年05月01日
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