スポーツランド岡山の三叉ヒルクでのキャンバーターンをやっています。
このキャンバーターンは2001年頃、ここで行なった"クロカンバトルinチャイナ(バトルチャイナ)"で僕が初めて走り始めたラインです。
今ではすっかりトライアラーを中心とした方々の定番ラインになっています。
ここを走り始めた頃は、まだトライアルなどにも出ていたのでリアデフロックでのニ駆ターンばかり使っていましたが、
実は二駆ターンは、オープンのままで回り込んでくる走りより技術的にはレベルの低い走りです。
二駆ターン(アクセルターン)はそれはそれで難しいことには違いないのですが、
アクセルターンは「危機回避」的な意味もあるので、クルマの向きが上を向いてしまったら後は全く難易度がなくなってしまいます。
ですのでここ数年は、キャンバーでのターンも、リアデフロックを入れずにオープンデフで回り込んでくる走りを練習するようにしています。
オープンデフでのキャンバーターンは、怖い角度での恐怖に耐えながら、谷側のタイヤでのグリップを探りつつ、トルクフローを抑える操作を平行して行う必要があります。
二駆ターンの場合は、怖かったらアクセスを吹かせば怖い姿勢が一気に解消されるので、怖さはテールスライドに持ち込むまでの一時的なものでしかありません。
オープンデフでのキャンバーターンは、見切りを誤ったり、ラフな操作をしてしまうと持っているのは「転倒」、それもここでは4/4回転(※)ほどの派手なものになるでしょう。
※4/4回転:要は一回転して元通りになること。2/4回転でちょうど裏返しのことを言います
ランクル70系のようにフロントヘビーなクルマで一回転すると、この画像みたいにボンネットの舳先とキャビンの前面上部が潰れます。
しかも私の車のように重量があるクルマの場合は、ラフな操作で簡単に谷側にズレていくので軽量車と比べると難易度は数倍に跳ね上がってきます。
この地形のようにブレーキチョーキングなどを使っても登るラインが選べれない場合は、バックも出来ない地形なので、斜面横方向にトラバースして、バック出来る処まで移動しなくてはいけません。
縦に溝がほれている斜面が40度付近にもなる斜面を真横にトラバースするのは細心の注意と、繊細な操作が必要となってきます。
オープンデフの場合は、斜面に対して45度ほど斜めに停止している処から真上に向かって登り始める時もブレーキチョーキングなどの技が必要となってきます。
最後の登りはほぼブレーキを踏みっぱなしで登っています。
このルートは”登りのターン”ですが、途中まで同じルートですが、そこから左斜めに斜面を張り付きながら下るラインがあります。
そちらはデフロックが入っている車の方が難しいラインかもしれませんが、そちらはまた別の機会に動画を残したいと思ってます。
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